救急医療について
理念
京都乙訓医療圏の救命救急センターとして24時間365日市民に安心と信頼を提供する。
基本方針
- 当救命救急センターは、原則として京都乙訓および近郊からの重症および複数の診療領域にわたる全ての重篤患者を24時間体制で必ず受け入れるものとする。
- 当救命救急センターは救急車搬入される患者の受け入れを原則拒否しない方針を遵守する。
- 当救命救急センターは、初期救急医療施設及び第二次救急医療施設の後方病院であり原則として、これらの医療施設からの集中加療を目的として紹介された重症患者を24時間体制で受け入れる。
- 当院で初期治療が終了した患者は早期より、地域医療機関や介護施設と連携をとり、転送先の病床を確保するよう努める。
- 当救命救急センターは、京都市近郊の救急医療体制を向上させるため、あらゆる努力を惜しまない。
- 当救命救急センターは、医学生、臨床研修医、看護学生および救急救命士等に対し救急医療の臨床教育を積極的に行う。
平成24年4月1日 制定
令和3年10月1日 確認
救急医療について
京都府災害拠点病院
京都府災害拠点病院の詳細については下記をご確認ください。
京都府災害拠点病院ドクターカーの要請について(医療関係者向け)
ドクターカーの要請については下記をご確認ください。
ドクターカーの要請について(医療関係者向け)
救命士の研修について
救命士の研修については下記をご確認ください。
救命士の研修について救急受診を希望される患者さんへ
当院の救命救急センターでは、緊急性が高く重篤な患者さんの診療を行っています。そのため、より重症な患者さんを優先的に診察する必要があります。このため、診察の順番が変わるなどして待ち時間が大変長くなることがあります。また、状況により他院への受診をお願いすることがあります。
救急担当医につきましても、外科、内科、小児科、産婦人科の当直体制の下で応急の診療を行いますので、平日の一般外来と同じ処置、検査などを行うことができません。
担当医
専門診療科の医師を指定することはできません。
薬の処方
応急の処方となりますので、原則として1日分の処方となります(休日などをはさむ場合は次回外来受診日までの処方)。追加分は後日に専門診療科の医師より処方してもらってください。
診断書
応急の処置、検査となりますので発行できません。後日に専門の診療科を受診していただき、依頼してください。
後日受診
救急では命に関わる部位や疼痛部位に重点を置いた診察をします。このため、後日救急診察時とは異なる部位の痛みが発症したり、時間の経過とともに分かる骨折などもあります。
その場合、後日に必ず一般外来診療の時間帯に該当する診療科で診察を受けてください。
外来のご案内
ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
洛和会音羽病院
院長
急患でお困りの場合
夜間・休日は専門診療科の医師が常駐していませんので、平日午前中の診察時間帯と同じ診療はできません。
京都市では夜間・休日における小児科、内科・眼科、耳鼻咽喉科の専門診療科の救急診療体制がございますので、下記もぜひご活用ください。
小児救急電話相談(#8000)
看護師または小児科医師が電話相談に対応する小児救急電話相談窓口です。
子どもの急な病気やけがなどでお困りの際は、全国統一番号である【#8000】番に電話してください。お住まいの都道府県の相談窓口へ転送されます。
平日 | 午後7時から翌午前8時 |
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祝日 (年末年始など) |
午後7時から翌午前8時 |
土曜日 | 午後3時から翌午前8時 |
日曜日 | 午後7時から翌午前8時 |
京都市急病診療所
075-354-6021
京都市中京区西ノ京東栂尾町6番地(京都府医師会館1階)
スワイプ
小児科 | 平日 | 午後9時から午前0時 |
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土曜日 |
午後2時から午後5時 午後6時から翌午前8時 |
|
日曜・祝日 (年末年始など) |
午前10時から午後5時 午後6時から午前0時 |
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内科・眼科 | 土曜日 | 午後6時から午後10時 |
日曜・祝日 (年末年始など) |
午前10時から午後5時 午後6時から午後10時 |
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耳鼻咽喉科 |
日曜・祝日 (年末年始など) |
午前10時から午後5時 |
医療情報の利活用について
当院はオンライン資格確認を行える体制を整備しており、薬剤情報、特定健診情報その他必要な情報を取得・活用し診療を行っております。
洛和会音羽病院が救命救急センターに指定!
洛和会音羽病院は、2012(平成24)年3月30日に、厚生労働省の基準をクリアし、京都府から「救命救急センター」に指定されました。
「救命救急センター」とは、複数の診療科の対象となる重症重篤な患者を含む、全ての救急患者に対して「24時間365日体制」で高度な救急医療を担う、「3次救急医療機関」として指定された施設です。
重篤な患者さんの受け皿を担う3次救急医療機関として、地域の方々や周辺医療機関と連携し、救急医療を充実させ、今後も一丸となって応えていけるよう、頑張ってまいります。
救命救急センター・京都ER
洛和会音羽病院「救命救急センター・京都ER」
洛和会音羽病院が「救命救急センター」に指定されたことに伴い、京都ER救急救命センターの名称を「救命救急センター・京都ER」に変更しました。
京都市山科地区はもちろん、名神京都東インター横という立地から、京都南インター、大山崎インター、さらに京滋バイパスに及ぶ京都全域、また湖西道路を結ぶ救急医療病院の拠点としての役割を果たします。
お問い合わせ
電話番号
075-593-4111 (代表)
循環器救急
狭心症、急性心筋梗塞、急性心不全などの突然の心臓発作には、専門医の迅速な診断、治療が不可欠です。
「心臓内科」および「心臓血管外科」が協力し、両科の長所を生かして、より質の高い医療を提供できる体制を整えています。
小児救急
子どもが急に熱を出したときや、異物をのみ込んだときなど、いざというときにどうすればいいのか困った経験のある方は多いものです。
当院では、ニーズの高い、休日や夜間の小児救急を行い、地元はもちろんのこと、京都府外からも数多くの患者さんを受け入れています。
2020年4月より、毎週月曜日(午後8時~翌午前8時30分)・第1日曜日(午後8時~翌午前8時)は夜間救急小児科の診療をお断りさせていただいております。ご了承ください。
急性期の脳卒中にも対応
脳卒中は、早く正確な診断をくだし、早く適切な治療を行うほど、良い治療結果が期待できます。
診断に必要なCTやMRIが24時間365日稼動する当院では、血栓溶解療法(t-PA静注療法)を行っており、超急性期の脳卒中に即座に対応することで、早期発見・早期治療をめざします。
一次脳卒中センターに認定されました
2019(令和元)年9月1日、当院は、日本脳卒中学会から一次脳卒中センターに認定されました。
脳梗塞に対して、24時間365日、
t-PA静注療法 が可能であること、頭部CTまたはMRI検査などが可能なこと、常勤の専門医や脳卒中治療チームがいることなどが認定の要件です。これからも脳卒中治療の拠点として、地域の脳卒中患者さんの命を一人でも多く救い、健康寿命の延伸に寄与してまいります。
日本救急医学会専門医指定施設
当院の救命救急センター・京都ERは、救急専門医の育成もできる高度な技術・体制をもっていることが認められ、日本救急医学会救急科専門医指定施設に認定されています。
日本救急医学会の専門医になるためには、専門医指定施設で3年以上の臨床修練を行うことが条件の1つにあげらてれいます。
救急医療機能を取得
高度な救急医療機関にふさわしいスタッフ、医療、設備を備えた病院として、2007(平成19)年1月に日本医療機能評価機構から「救急医療機能」に認定されました。
広域災害支援
当院は「広域災害救急医療バックアップセンター」に登録しています。災害時に、迅速かつ的確な医療救護活動を実施するために必要となる受け入れ可能患者数、医療スタッフ要請状況などの広域災害医療情報について、全国の都道府県システムと連動しており、地域災害だけでなく、広域災害に対する支援体制も整えています。
大規模災害救助用救急車を導入し、救援物資の搬送や拠点救命活動の対応も行います。
について
トリアージナース
洛和会音羽病院
救命救急センター・京都ERでは、救急車以外で来院された患者さんに対して、問診と観察を行って病態を予測し、緊急度から患者さんの診察の優先順位を決定する「トリアージナース」を配置しています。
トリアージとは「優先割り当て」の意。緊急度に応じて、より適切な医療を提供するためのシステムです。
ICLS講習会
人工呼吸、心臓マッサージ、除細動などの1次救命処置に対して、気道挿管、薬剤投与といった高度な心肺蘇生法を駆使する2次救命処置がACLSです。 当院では、職員が少しでも地域の救命救急に役立つように、定期的にICLS講習会を開催し、地域の医療機関の医師や看護師、救急救命士とともに、救命処置を学んでいます。