神経精神科 / 精神センター

概要

片桐 剛
精神センター センター長
片桐 剛

受診される患者さんの増加に伴い、臨機応変な対応が困難となっております。
外来の受診をご希望される方は、あらかじめ 予約センター にご連絡をいただきますようお願いいたします。

診療内容

当院の神経精神科は、下記を大きな柱としています。

1.総合病院 神経精神科としての外来診療

外来は、精神科領域全般を対象としています。アルコール、薬物依存などの専門性の高い分野は、相応する専門機関に紹介するかたちになりますが、それ以外の小児から高齢者まで、通院精神療法と精神科薬物療法を中心とした関与を行っています。総合病院の一部門である特性を生かして、身体面への十分な配慮のもとに診療を行っており、他科とも常に協力関係にあります。

2.認知症疾患への入院による関与

入院部門はC棟の2階に設けられています。認知症の高齢者で、精神・行動面に障がいがみられ、自宅や施設での介護が困難な方に、集中的な治療やケアを行うことで、無理なく介護が受けられる状態になられることを目的としています。長期の療養を前提とするものではありませんが、洛和会医療介護サービスセンターと連携することで、状態が落ち着かれた後のケアについても、プランを提示できるようにしております。
なお、認知症高齢者以外の入院は、お引き受けしておりません。入院が必要と判断される患者さんは、他院へ紹介させていただいております。

対応疾患

  • 器質性・症候性精神障害(認知症を含む)
  • 躁うつ病、そのほかの気分障害
  • パニック障害、社会不安障害、そのほかの不安障害
  • 適応障害、そのほかのストレス関連障害
  • 強迫性障害、そのほかの神経症性障害
  • 身体化障害、そのほかの身体表現性障害
  • 睡眠障害
  • 総合失調症および妄想性障害

研究業績

研究テーマ

  • 認知症高齢者の精神症状・行動障害についての臨床的研究
  • 認知症高齢者の精神療法(回想法、音楽療法など)
  • 小児期青年期症例の司法精神医学的研究