救命救急センター・京都ER

概要

救命救急センター・京都ER 10周年

当センターはER型救急診療を実践しています。
ER型というのは救急担当医が専門分野にかかわらず全科の救急疾患に関わり、必要に応じて専門医に引き継ぐ体制のことです。
どんな病態でも対応できる柔軟な救急診療を心掛けています。
2012年、当センターは行政から救急医療の業績を評価され、近畿では初めて民間病院の救命救急センターに指定されました。
これを受けて当院では救急専用病棟を設け、さらに救急体制の強化と円滑化を図るとともに地域の救急医療の中核施設としての役割を担うべく防災活動やドクターカー搬送なども積極的に行っていきます。

救急のご案内

救急のご案内の詳細については下記をご確認ください。

救急のご案内

当院で実施中の臨床研究の情報

当院で実施中の臨床研究の情報の詳細については下記をご確認ください。

当院で実施中の
臨床研究の情報

診療内容

当センターでは、成人の感冒、夜間の腹痛症状や突然の胸痛発作、高齢者の急な発熱や小児のひきつけ、さらに、熱傷や薬物中毒、交通事故や転落などによる多発外傷、心肺停止症例まで、重症度や疾患の特殊性に関係なく、あらゆる救急疾患を扱っています。
当センターがめざす救急医療は「患者さんの立場に立った救急」。“拒否しない救急”から、さらに発展して“救急診療の質の向上”を目指し診療に当たっています。どんな病態でも対応できる柔軟な救急診療を心掛けています。

他科のバックアップ

総合内科・ICUはもちろん、全科の24時間オンコール体制があり、バックアップは万全です。 夜間の救急患者さんは全て、担当医の判断で救命救急病棟に入院可能となっており、翌日に各科と連携します。

対応疾患

  • 感冒、腹痛、下痢、発熱などの疾患
  • 角膜炎、結膜炎
  • へんとう腺炎、鼻出血、中耳炎、耳鳴り、突発性難聴
  • 湿疹、じんましん
  • 尿路結石、性病、前立腺炎
  • 下腹部痛や切迫流産
  • 小児科の発熱、腹痛、熱性けいれん
  • めまい、頭痛、意識障害
  • 交通外傷や転倒などによる打撲、脱臼、骨折
  • 不整脈、狭心症、心筋梗塞、心不全
  • 消化器潰瘍、肝硬変、膵炎、胆石症
  • 虫垂炎、ヘルニア陥入、腸閉塞、消化器穿孔
  • 大動脈解離、動脈瘤切迫破裂
  • 交通外傷や転落事故などによる多発外傷
  • 薬物中毒
  • 熱傷(重症度に関わらず、初期対応は全ての症例に行う)
  • 心肺停止