脊椎・脊髄の仕組み

脊椎・脊髄の仕組みと働き

脊椎は、7個の頸椎、12個の胸椎、5個の腰椎、1個の仙椎が、椎間板、椎間関節、靭帯により連結されています。

  • ページ内の画像は全てクリックすると拡大されます。
脊椎のしくみ
(『標準整形外科学 第9版』医学書院 より)

背骨の重要な働き

  • 体幹を支持する働き
  • 体幹に可動性を与える働き
  • 脊柱管内の脊髄・神経を保護する働き

脊髄の主な働き

  • 手足の筋肉を動かす働き → 運動神経
  • 手足の感覚を伝える働き → 知覚神経
  • 膀胱や直腸などの内蔵の働きを調節する働き → 自律神経

頸椎の仕組み

頸椎のしくみ
頸椎のしくみ
(『標準整形外科学 第9版』医学書院 より)
  • 7個の骨が、椎間板、椎間関節、靭帯により連結されています。
  • 頭を支えて、頭部が前後左右に動くようにしています。
  • 脊髄を脊柱管内で保護しています。

腰椎の仕組み

  • 腰椎は5個の椎骨から成っており、椎間板、椎間関節、靭帯により連結されています。
  • 体全体を支えているため、大きな力がかかっています。
  • 腰椎の椎間板や椎間関節が動くことにより、体を曲げたり伸ばしたりできます。
  • 脊柱管内で神経を保護しています。