腰部脊柱管狭窄症
腰部脊柱管狭窄(きょうさく)症
骨棘(こつきょく)や靭帯の肥厚などが原因で脊柱管が狭くなったため、神経が圧迫される病気です。重だるく、うずくように足腰が痛みます。
- 間歇(かんけつ)性跛行:少し歩くと足腰がしびれて痛みますが、前かがみの姿勢で休むと、また歩けるようになります。
- 坐骨神経痛:お尻から太ももの裏側にかけて痛みます。
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腰椎椎弓形成術
手術用顕微鏡を用いて、椎弓を一部削除して脊柱管を拡大します。最小限の骨切除にとどめますので、脊椎不安定性のある場合を除いて、脊椎固定術の必要はありません。
腰部脊柱管狭窄症症例(77歳男性)
- 症状:100m程歩くと両足がしびれて痛み、歩けなくなり、排尿障害もありました。
- 第3/4、4/5腰椎椎間に著明な脊柱管狭窄を認めました。腰椎椎弓形成術後、軽快しました。