正常圧水頭症センター(NPHセンター)

概要

洛和会音羽病院 正常圧水頭症センターは、特発性正常圧水頭症(iNPH)を専門的に扱う施設として、日本ではじめて設立されました。

所長の石川正恒は、日本の診療ガイドライン作成委員長を務め、日本のiNPH研究をリードしてきました。このiNPH診療ガイドラインは、日本医療機能評価機構という公的組織が、優れたガイドラインをインターネットで紹介するMinds(https://minds.jcqhc.or.jp/)という事業にも採用されましたので、自由に見ることができます。(Mindsでは「特発性正常圧水頭症」と記載しています)

特発性正常圧水頭症(iNPH)とはどんな病気ですか?

高齢になって次第に歩くのが遅くなり、歩幅が小刻みになったり、すり足のような歩き方になる場合があります。このような歩行障害に、物忘れや自発性の低下(認知障害)、あるいは尿漏れ(尿失禁)などの症状が加わってくることがあります。
これらは高齢者ではよく見られる症状であり、いろいろな病気で起こりますが、そのなかに、今まであまり知られていなかった「特発性正常圧水頭症(iNPH)」という病気があります。iNPHは、頭の中の水(髄液)の流れが悪くなって起こります。「髄液シャント術」という手術をすることによって、歩行障害、認知障害、尿失禁などの症状が良くなります。

小刻みすり足転びやすい
物忘れボーッとしている作業に時間がかかるようになった
尿漏れ

このような症状があれば、洛和会音羽病院 正常圧水頭症センターにご相談ください。

TEL:075-593-4111(代表)

検査・治療について

検査目的の入院

検査目的の入院については下記をご確認ください。

検査目的の入院

手術目的の入院

手術目的の入院については下記をご確認ください。

手術目的の入院