トラベルクリニック(旅行外来)では、留学、赴任、出張、観光など、海外に出かけられる方が安心して渡航できるように、次のようにサポートします。
トラベルクリニック(旅行外来)
概要
-
海外渡航前後の健康相談
海外渡航先の国情や感染症および予防対策などについて、カウンセリングを行い、渡航先での健康対策を図ります。
海外渡航後の発熱、下痢、発疹、呼吸器疾患など帰国後の体調不良にも十分対応します。 -
海外渡航前の各種予防接種
(接種料、接種方法などはこちら)
- ワクチンの手配の都合上、1週間以上先の予約のみ受け付けています。
-
英語での予防接種証明書、健康証明書の発行
留学や長期滞在の際に必要となる場合に、予防接種証明書、健康証明書を発行します。
- 診療日時については、外来担当医一覧をご覧ください。
- 受診の際は、ご自身の母子手帳をご持参ください。
トラベルクリニックの診察対象
- 特に基礎疾患(心疾患、呼吸器疾患など)がある方が、赴任、出張、観光などで海外に出かける場合
- 高齢の方が観光で海外に出かける場合
- 短期・長期に限らず、発展途上国に留学、赴任、出張、観光などで出かける場合
- 短期・長期に限らず、アドベンチャー旅行に出かける場合
- 海外渡航の前後で健康相談を希望される場合
- そのほか、トラベルクリニックの受診をかかりつけ医から勧められた場合
トラベルクリニックで行うこと
- 当クリニックにかかる費用は全て自費(保険対象外)です
1.渡航先の国情や流行感染症、その予防対策などについての健康相談
- 海外渡航前後の健康チェック
- 渡航全般の注意点、健康管理
- 感染症の予防・対策
- 時差・気候の変化による病気の予防・対策
- 航空機旅行による病気の予防・対策
- 各種予防薬の処方(マラリア、旅行者下痢、時差ぼけなど)
- 現地医療機関の情報提供 など
2.海外渡航前の各種予防接種
- DPT-IPV(ジフテリア、百日ぜき、破傷風、ポリオの4種混合)
- B型肝炎
- DT(ジフテリア、破傷風の2種混合)
- 破傷風
- 日本脳炎
- 肺炎球菌
- 麻疹
- A型肝炎
- 風疹
- ポリオ
- インフルエンザ
- 髄膜炎菌
- 流行性耳下腺炎
- 腸チフス
- 水痘
- 子宮頸がん予防ワクチン
- 帯状疱疹
- 狂犬病(※2)
- Tdap(破傷風、ジフテリア、百日ぜき)
- ツベルクリン(検査)
- MR(麻しん、風しん)
- 初診料(自費診療)は、3,850円+予防接種費です。
- 日本国内において狂犬病ワクチンの需要が急増しているため、全国的に同ワクチンが不足しています。このため、予防目的での接種(暴露前接種)は特別な場合のみ実施しています。外来受診時に担当医とご相談ください。
- ワクチンの種類によっては(特に輸入ワクチン)、流通と需供バランスの影響で、在庫切れとなっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。
- ワクチンの手配の都合上、1週間以上先の予約のみ受け付けています。
【その他の予防接種実施機関のご案内(参考)】
http://www.forth.go.jp/useful/vaccination02.html
予防接種記録手帳について
初診時に予防接種記録用の手帳(左画像)をお渡ししています。
ご自身の予防接種歴の把握にお役立てください。
また、海外渡航時の簡易的な証明にも使用できます。
各種予防薬の処方
- 時差ぼけ(Jet lag)
- 旅行者下痢症予防薬(抗菌薬、止痢薬、整腸剤、制吐薬)
- マラリア予防薬(メフロキン、ドキシサイクリン)
- 解熱鎮痛薬
- 皮膚外用薬、貼付薬
- 総合感冒薬
3.長期滞在の際に必要な英文証明書の発行
- 英文でのワクチン接種証明書
- 英文での健康診断証明書
- 英文での処方薬証明書 など
英文証明書作成費用:7,700円
診療日時
外来担当医一覧 をご覧ください。
- 完全予約制
- 出発の2カ月前には受診されることをお勧めします。
- 各種予防接種は、ワクチンの手配の都合上、1週間以上先の予約のみ受け付けています。
- 受診の際は、ご自身の母子手帳をご持参ください。
診療実績
月平均10人前後のトラベルクリニック受診があります。