視能訓練室では、手術が決定した患者さんに、白内障手術や眼内レンズの説明、手術スケジュールや注意事項についてご案内しています。
視能訓練室
概要
視能訓練士とは?
「視能訓練士」をご存じですか?
視能訓練士は小児の弱視や斜視の視能矯正や視機能の検査をおこなう国家資格を持つ専門技術者として日本で1971年に誕生しました。現在は16,199人の有資格者を社会に送り出しています。
斜視・弱視の視能訓練という専門分野のみを業務としていた創生期に対して今では眼科一般分野での幅広い視能検査への業務分野は拡大し、活躍の場をますます広げています。

眼の検査 2つの特徴
所属長のひとこと

中岡 久志
私たち視能訓練室では、眼科領域における専門技術者として、患者さんの目の状態をあらゆる方法を用いて検査結果として医師に提示し、診断や治療へ繋げる大切な役割を担っております。
また、乳幼児から高齢者の方までの大切な目の健康を守るお手伝いもしております。
見え方で日常生活に不自由があったり、眼精疲労など目について何かあればご相談をお待ちしております。
業務内容
視機能検査
視力検査・色覚検査・眼筋機能検査・静的動的視野検査・眼圧検査・歪視検査・涙液分泌機能検査・コントラスト感度検査・調節検査・斜視検査
眼底撮影・生体計測
眼底カメラ撮影・光干渉断層血管撮影・角膜内皮細胞顕微鏡検査・眼球突出度検査・蛍光眼底撮影・角膜形状解析・レーザー前房蛋白細胞数検査・眼底自発蛍光撮影・眼軸長測定・超音波検査・眼底三次元画像解析・前眼部三次元画像解析・角膜厚検査・網膜電位図
視能矯正
両眼視機能検査・小児の入力系、統合系、出力系の評価・弱視治療・訓練
処方
眼鏡処方・プリズム眼鏡処方・遮光眼鏡処方・コンタクト処方・眼鏡チェック・オルソケラトロジー
検診業務
アイドック
ロービジョン
拡大鏡選定・遮光眼鏡選定・日常生活の工夫や支援機関の紹介など
手術ご説明
白内障の手術について
術前検査で来院された患者さんの声
2術前検査 患者満足度アンケート
- 満足
- その他
術前検査や説明の対応についての満足度は93%。以下のようなご意見をいただきました。
「充分に説明を受けましたので、安心して手術を受けられます。」
「丁寧に説明いただき、手術の不安がうすれました。」
「簡単に手術のことを考えていましたが、やはり大変だと感じました。」
「大変わかりやすく、親切に対応して頂きました。安心して手術に臨みます。」
(患者さんのアンケートより)
取り扱う機器
- オートレフケラトメータ ARK-530A
- ノンコンタクトトノメータ NT530
- オートレフケラト/トノ/パキメータ TONOREFⅢ
- スペキュラーマイクロスコープ EM4000
- レーザ-フレアメーター コーワ FM600
- オートレンズメーター TL-7000
- 液晶視力表 VC-60
- アノマロスコープ OT-Ⅱ
- 手持ち眼圧計 icare IC200
- TONOPEN-XL
- コントラスト感度測定装置ESV3000
- スポットビジョンスクリーナー / Welch Allyn
- Retinomax K+Screeen
- LE4000 全視野ERG
- 光学式眼内寸法測定装置 IOLマスター700
- 前眼部OCT CASIAⅡ
- PLEX Elite 9000
- 超音波計測診断システム UD-8000AB
- VERIONTM
- ptovue solix
- HRAⅡ スペクトラリス
- オプトス カリフォルニア
- TRCNW8 TOPCON
- ハンフリーフィールドアナライザー HFAⅢ
- ゴールドマン型ペリメータMK-70ST
- MP-3 マイクロペリメータ
- HESS HAAG-STREITUK
- Synoptophore SN275TUV
2023年度の実務実績
- 矯正視力検査:15,787件
- 静的視野検査:1,965件
- 動的視野検査:306件
- 眼底カメラ撮影:2,241件
- 蛍光眼底カメラ撮影:109件
- 眼底三次元:6,446件
- 角膜内皮細胞検査:2,706件
- 6歳未満患者:164件
- 眼筋機能精密検査:405件
お知らせ
- オルソケラトロジーを開始しました
- 毎月1回白内障手術合同説明会を開催しています