臨床検査部

概要

臨床検査技師とは

病院や健康診断で採血をしたり、心電図を撮られたことはありませんか? それが臨床検査であり、それを行っているのが私たち臨床検査技師です。誰でも知っていることですが、私たちの体の中には、血液が流れています。尿や便のように体から排泄されるものもあります。健康な人は、これらの血液や排泄物の成分の値は一定の範囲内にありますが、病気になると、この値が高くなったり低くなったりします。この成分を測定するのが検体検査です。
また、心臓や筋肉、脳神経などの微量な電気の記録や、超音波などで各臓器を調べる生理検査があります。検体検査、生理検査には多くの種類があり、目的に応じ組み合わせて検査することで、正確な診断や治療のために必要な情報を提供します。

所属長のひとこと

課長
小山 真理子(こやま まりこ)

臨床検査部は患者さんの立場に立ち、安心で安全に検査をするように努めています。 また、精度の高い検査結果が提供できるよう、最新の検査機器を取り揃え、 質の高い知識の習得、技術の向上に日々研鑽を積んでいます。
検体検査は救急医療に対して24時間検査体制を行っております。ほか、ICT(感染制御チーム)、NST(栄養サポートチーム)などのチーム医療にも積極的に参画しています。検査に対し不安な事などあれば、お気軽に相談いただき安心して検査をお受けください。

特色

臨床検査部は臨床検査技師27人、検査助手2人、受付3人の計32人の人員で運営しています。細胞検査士、超音波検査士、二級臨床検査士など専門の資格を持つ技師も多く、熟練した技術と標準的な検査設備を整えています。当検査部では上記の多様な領域を細菌、病理、生理、輸血、健診、検体の各分野に区分し、それぞれ専門性の高い知識をもった技師が検査を責任をもって行い、患者さんの治療に貢献できるよう日々頑張っています。