心臓血管外科

医療関係者の方へ

当科の医師は、これまで数多くの心臓外科手術を行ってきた実績があり、京都の心臓外科を牽引(けんいん)してきたという自負があります。心臓外科を有する病院が増え、また、心臓内科でのインターベンション成績が向上し、以前は手術できなかった方々への適応が拡大され、難易度の高い症例が増えましたが、十分な経験と技術、そして体力で、皆さま方のご期待にお応えします。

医療設備

  • 無菌手術室、集中治療室(ICU/CCU)
  • 人工心肺(遠心ポンプ)、心筋保護液回路、脳分離体外循環回路、PCPS(遠心ポンプ)システム、IABPシステム、24時間心拍出量測定システム
  • 術中出血回収返血システム、自己血貯血採血システム
  • ハーモニックスカルペル(超音波メス)、電気メス、心拍動下冠動脈バイパスシステム、体外ペーシングペースメーカ
  • CT(128スライス×2)、冠動脈造影検査室
  • MRI
  • メイズ手術 アブレーション装置・冷凍凝固装置

紹介外来のご案内

紹介外来担当医の一覧は下記よりご確認ください。

紹介外来のご案内

2023年の診療実績

手術総数:113例
  • 冠動脈バイパス術:9例
  • 弁膜症手術:14例
  • その他の開心術(腫瘍切除、心臓破裂):1例
  • 胸部大動脈瘤手術:12例
    内)ステントグラフト内挿術:7例
  • 腹部大動脈瘤手術:11例
    内)ステントグラフト内挿術:7例
  • 末梢血管手術:15例
  • その他(静脈瘤など):51例
  • 内訳に重複があるため、総数と合計値に相違が生じます。

当院の冠動脈バイパス術は全て心拍動下に行っております。
下肢静脈瘤手術は当院 外科 、シャント造設術は 洛和会音羽記念病院 での診療となります。