女性ヘルスケア外来
女性ヘルスケア外来では主に機能性月経困難症(子宮に病気がないのに月経困難を来す)、軽症の器質性月経困難症、月経前症候群(PMS/PMDD)、更年期障害、女性下部尿路障害、GSM、避妊などの治療や相談を行っています。女性ヘルスケアを専門とする医師が外来診療を担当します。(現在は女医が担当しています。)
- 《予約方法》ヘルスケア外来は再診のご予約のみとなっています。受診をご希望の方はまずは初診を受診ください。次の受診よりヘルスケア外来をご予約できます。
診療内容
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機能性月経困難症 -
月経前症候群 -
更年期障害 -
GSM(Genitourinary syndrome of menopause ):閉経関連泌尿生殖器症候群 -
避妊(自費) -
月経移動(自費) -
女性アスリート外来 -
その他
機能性月経困難症
月経期間中に月経に下腹痛、腰痛、腹部膨満感、嘔気、頭痛、疲労・脱力感などが随伴しておこる症状のことです。子宮内膜症、子宮筋腫、子宮腺筋症などの器質的疾患を伴うものを器質的月経困難症といいます。一方で器質的異常がなくても症状を有する場合は機能性月経困難症といいます。治療としては鎮痛薬、漢方薬、ホルモン剤(ピルなど)、子宮内黄体ホルモン放出システム(ミレーナ®)などを用いて治療を行います。
月経前症候群
排卵後の黄体期から月経期にかけて起こる身体症状や精神症状のことです。
排卵することで分泌されるプロゲスチンが関与していると言われています。治療方法は栄養療法、漢方、ホルモン療法(ピルによる排卵抑制など)などを行います。患者さんには症状日記の記載をお願いすることがあります。すでに記載されている方は3か月程度のご自身の症状をカレンダーに記載いただき受診時に見せてください。(携帯アプリでも可。)
更年期障害
閉経前後の5年間を更年期といいます。この時期に何らかの症状(のぼせ:ホットフラッシュ、関節痛、不眠、体重増加、倦怠感、肩こりなど)を有し、日常生活に障害をもたらす場合に更年期障害と診断します。女性ホルモン(エストラジオール、プロゲスチンなど)は卵巣から分泌されます。年齢とともに卵巣機能が低下するとホルモン分泌が低下します。エストロゲンは子宮だけでなく女性の体の様々な臓器をサポートしているので分泌量が低下することで症状がでてきます。外来では検査を行った後に症状や持病にあわせて栄養療法、漢方、ホルモン補充療法を行います。
閉経なのかな?これって更年期なの?といったご相談だけでも気軽に受診してください。
関連情報
- 京都新聞「女性のための健康づくり応援キャンペーンvol.6 自分力発揮」(2021.11.13)
GSM(Genitourinary syndrome of menopause )閉経関連泌尿生殖器症候群
更年期以降のエストロゲン低下に伴う腟、外陰部、下部尿路の委縮が原因で生じる外陰部、腟の乾燥感、灼熱感、掻痒、性交時の潤滑不足、痛み、尿意切迫感、排尿痛などのさまざまな症状のことです。病状によってさらに専門的な治療が必要な場合には当院の泌尿器科に紹介することもあります。
月経移動(自費)
一時的にホルモン剤(ピル)を内服することで旅行や試験などの予定に月経がかぶるのをずらします。ご予定から日数の余裕をもって受診されることをお勧めします。持病でピルが使えない方は処方できないことがあります。
女性アスリート外来
女性アスリートは運動量に比べてエネルギー摂取量が少ない場合が多く、貧血や骨粗鬆症なども起こりやすく、そうした体調不良からもベストコンディションを保てないことがあります。
下記のような症状にお困りの女性アスリートが、試合の日にベストコンディションで挑めるよう、医学的側面から支援します。調整に時間を要することもあるため、早めに受診されることをお勧めします。
- 月経周期異常(無月経)、月経痛や月経前緊張症(PMS)
- 月経周期によるコンディション不良
- 疲労骨折や外傷、骨や関節・筋の痛み、腰痛など
- 摂取エネルギー不足
その他
子宮がん検診やブライダルチェックについて 子宮頸がんワクチンについて
- お薬を使う上で…ピルをはじめとしたお薬は持病や飲み合わせによって使用できない場合があります。内服薬やサプリメントは漏れがないように申告をお願いします。