対応疾患 喉の病気

へんとう炎・へんとう周囲炎

へんとうおよびその周囲に、細菌、ウイルスによる炎症が生じ、喉の痛みや発熱を引き起こす病気です。

治療

抗菌薬などを投与します。
炎症がひどい場合には、入院のうえで点滴治療を行います。入院期間は約1週間です。
へんとう炎を年に何度も繰り返す方には、へんとう摘出手術を行います。

睡眠時無呼吸症候群

文字通り、睡眠時に無呼吸になる病気です。
いびきでお悩みの方、寝ている間に息が止まっているときがあるとご家族に言われたことのある方などが対象です。
メタボリック症候群(内臓脂肪型肥満に高血糖、高血圧、脂質異常症の2つ以上が合わさった状態)が隠れていることがあります。

検査

血液検査、喉頭ファイバー(喉の広さを確認)、簡易検査(二晩のいびきと呼吸の状態の検査)を行います。

治療

検査結果により、息が止まっているなどの症状が判明した場合、1泊入院していただき、脳波検査、減量指導を行います。また、CPAP(圧力を加えた空気を鼻から送り込むことにより、気道の閉塞を取り除く治療)、手術(へんとう摘出手術、鼻中隔矯正手術)を行うことがあります。

声帯ポリープ ポリープ様声帯

たばこや声の使いすぎが原因で、声帯の表面に凹凸が生じる病気です。

症状

声のかすれが生じます。

治療

禁煙、のどの安静のための沈黙療法、内服治療などの保存的治療を行います。
治りの悪い方には、手術で声帯表面を整えた後、沈黙療法を行います。入院期間は約1週間です。