近年、厚生労働省の新オレンジプラン(認知症施策推進総合戦略)の中で、「難聴は認知機能低下の危険因子の一つである」と報告され、難聴への早期介入が大切と考えております。
補聴器を使っている方の中には、「うるさい」「雑音が多い」「良く聞こえない」と言った理由から途中で着けるのをやめてしまう方がおられます。これは補聴器調整(フィッティング)がうまくできていない場合や、購入後の聴力に合わせた再調整がされていないことから、満足な結果が得られていないなどが理由と考えられます。
当院の耳鼻咽喉科 補聴器相談外来では、補聴器適合判定医・補聴器相談医のもと、言語聴覚士、補聴器技能者が一人一人の聞こえと環境に合わせて、補聴器の選択、調整を行います。
時間をかけ丁寧なフィッティングを行うため、完全予約制で行っております。難聴や補聴器の調整でお困りの方は、かかりつけ医にご相談のうえご来院ください。