救命救急センター・京都ER
医療関係者の方へ
当院では、救急専属医師が救命救急センターの日常業務を行っています。 救命救急センター担当医は全ての救急疾患の初期診療に携わりますが、各科専門医との連携を常に念頭において診療を行っています。また、当センターにおいては、研修医のみで救急患者さんを診療することはなく、研修医には常に上級医と相談しつつ診療を行うことを義務づけています。
当センターでは、24時間体制で、高規格ドクターカーによる他院から当センターへの搬送業務を行っています。当院へ転院搬送を依頼される際に、ドクターカーの要請をいただければ、患者さんを迅速かつ安全に当センターまで搬送いたしますので、ご連絡いただきたく存じます。要請連絡先・出動範囲・条件については、下記リンク先をご参照ください。
要請について
2012(平成24)年3月、当センターは行政から救急医療の業績を評価され、近畿の民間病院では初めて救命救急センターとして指定されました。今後も、地域の皆さまにご信頼いただける医療機関となるべく、職員一丸となり尽力いたしますので、よろしくお願いいたします。
医療設備
救急室
- 初期治療ベッド:4床
- 観察ベッド :4床
- 救急入院ベッド:32床
- 緊急手術室:1床
- ICU/CCU:12床
医療機器
- 各超音波検査
- レントゲン一般および透視装置
- CT:2機、MRI:2機
- 血管アンギオ
- 上部消化管および大腸内視鏡
- ERCP 各種ドレナージ
- 血液一般および生化学検
- 透析(HD、CHDF、血しょう交換)
- 人工呼吸器
- IABP BiPAP
- PCPS
業績
研究業績
所属学会
- 日本救急医学会
- 日本集中治療医学会
- 日本外傷学会
- 日本臨床救急医学会
- 近畿救急医療研究会
- 京滋救急セミナー
- ER・ICUフォーラム
- 日本小児救急医学会
- 日本航空医療学会
研究テーマ
- ER型救急医の育成
- ERトリアージ
- 特殊救急に対する初期診療
- CPA症例の検討、蘇生後脳症
- 中毒診療
- 外傷診療
2022年の診療実績
救急車搬入患者数:7,200人(1日平均:19.7人)
- 呼吸器系疾患:915件
- 内科系疾患:784件
- 外科系疾患:637件
- 整形系疾患:527件
- 循環器系疾患:446件
- 消化器系疾患:424件
- 尿路性器系疾患:399件
- 内分泌系疾患:287件
- 頭部外傷:238件
- 神経系疾患:237件
- その他:220件
- 誤嚥性肺炎:213件
- 心不全:200件
- 頭部挫創:195件
- 大腿骨転子部骨折:191件
- 脳梗塞:182件
- 心肺停止(蘇生分含む):151件
- 悪性新生物:149件
- 頭蓋内損傷:137件
- 精神系疾患:130件
- 末梢性めまい症:122件
- 整形外科疾患:95件
- 急性肺炎:88件
- 急性心筋梗塞:81件
- 急性胃腸炎:79件
- 熱性痙攣:73件
- 救急受診人数:22,601人(1日平均:61.9人)
- 救急から集中治療室への入院数:282人