【専門医が警鐘を鳴らす】 ヘルメット未着用の危険性と子どもの頭部外傷の現実

 近年、特に自転車乗車時やキックボード等の遊具使用時における、ヘルメット未着用による子どもの頭部外傷事故が全国的に深刻な問題となっています。京都府においても、昨年のデータでヘルメットの着用率が京都府内で13.1%、京都市内では11.2%と低く、ヘルメット未着用によるリスクが依然として重要な課題であり、啓発と指導の強化が求められています。

 こうした情勢をふまえ、京都府山科警察署の要請を受け、洛和会音羽病院 脳神経外科の医師が、京都市山科区と伏見区にある幼稚園や保育園、認定こども園などの保育士・幼稚園教諭 約50人を対象に、ヘルメット未着用が招く頭部外傷の具体的なリスクとその恐ろしさなどについて、専門的な見地から講演します。本講演を通じて、保育現場における子どもたちの命と健康を守るための意識を一層高め、悲劇を未然に防ぐことを目指します。

講師を務める洛和会音羽病院 脳神経外科 部長 永田 学
講師を務める洛和会音羽病院
脳神経外科 部長 永田 学
日 時  令和7年7月31日(木)午後3時~
場 所

 京都市伏見区役所 醍醐支所(3階 第3・4会議室)

(京都市伏見区醍醐大構町28)

講 師  永田 学(洛和会音羽病院 脳神経外科 部長)

本講演は、山科警察署と管内の幼稚園等で交通安全教育を担当する保育士が共同で開催する「山科・醍醐幼児交通事故防止対策連絡会」の研修の一つとして実施します。

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洛和会ヘルスケアシステム Medical Design Create(洛和会本部広報部門)
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担当:藤本