がんとこころのケア相談

がんとこころのケア相談とは

がん医療におけるこころの支援を専門とする認定専門公認心理師※1が、あなたのお話を伺います。

がんと診断された患者さんご本人や、そのご家族、支える方々が抱えるさまざまなこころのつらさや悩みに寄り添い、一緒に考えていきます。 ご相談では、専門的な知識(心理学やサイコオンコロジー※2)に基づいて、次のようなお手伝いをしています。

カウンセリングイメージ
  • カウンセリング: 不安や落ち込みなど、つらいお気持ちをお聴きします。
  • 情報提供: ストレスとの上手な付き合い方など、こころの負担を軽くするための情報をお伝えします。
  • グリーフケア: 大切な方を亡くされたつらさをやわらげるためのケアを行います。

※1 認定専門公認心理師®:Advanced Certified Public Psychologist (ACPP)

心理学に関する専門知識と技術をもって、こころの支援を行う国家資格「公認心理師」の中でも、特に高度な知識と技術や豊富な経験を持つ専門家として日本公認心理師協会が認定した資格です。


※2 サイコオンコロジー(精神腫瘍学)

がん医療における「こころ」を専門とする活動。精神医学・心理学(サイコロジー)と腫瘍学(オンコロジー)を組み合わせた学問です。

つらい気持ち、ひとりで抱えていませんか?

自分や家族あるいは大切な人ががんになって、日常生活にさまざまな変化やストレスが生じこころのつらさを感じることがあります。それは自然なこころのうごきではありますが、つらさへのケアが必要です。人は自分の思いを語りながら気持ちのつらさがやわらいだと感じたり、大切な想い願い価値にあらたに気づくことがあると言われています。語るには聴き手が必要です。時には、家族でも友人でもない「第三者だからこそ語れる」こともあります。専門の心理師がお話を伺いながらみなさんをサポートします

ご相談方法

がん相談センターにお電話にてご予約ください。

  • 相談時間:1回30~40分程
  • 相談形態:対面あるいは電話

洛和会音羽病院 がん相談センター

電話番号

075-593-4175 (直通)

受付時間

8:30~17:00 (月~土曜日/祝日・年末年始を除く)

<留意事項>

  • 医学的診断、精神症状に対する治療や投薬は行いません。
  • 精神科・心療内科で治療中の方は、担当医に当相談の利用をまずご相談ください。
  • 予約外や緊急の対応は行いません。緊急対応を必要とする場合は、担当医やかかりつけ医療機関にご相談ください。
  • 医療関係者や関連機関と連携をする場合があります。