苦痛が少ない
薬剤を注射して安静にした後、30分ほど撮影を行うだけです。
一度の検査で全身撮影
PET検査では、一度の検査で全身の状態を調べることができます。
組織の活動状態がわかる
薬剤の集まり具合で、組織の活動を見たり、良性・悪性を識別することができます。
正常な細胞と比べて、がん細胞の方がより多くのブドウ糖を取り込む性質を利用し、ブドウ糖に類似した特殊な薬(FDG)を体内に注射して、そこから放出される放射線をPETカメラで撮影・検査します。
PETの機能(体の組織の働きの検査)と、CTの機能(組織の形の検査)が一体化したもので、両者の画像を融合することにより、がん細胞の大きさや進行の度合いがわかり、病気を高い精度で見つけることができます。
薬剤を注射して安静にした後、30分ほど撮影を行うだけです。
PET検査では、一度の検査で全身の状態を調べることができます。
薬剤の集まり具合で、組織の活動を見たり、良性・悪性を識別することができます。
健康保険証と各種受給者証を検査当日にご提示ください。検査料金は、3割負担で約3万円です。
スワイプ
保険適応疾患 | |
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悪性腫瘍 (早期胃がんを除く) |
ほかの検査、画像診断により、病期診断、転移・再発の診断が確定できない患者さん |
てんかん | 難治性部分てんかんで、外科切除が必要とされる患者さん |
虚血性心疾患 | 虚血性心疾患による心不全で、心筋バイアビリティー診断が必要とされる患者さん(ただし、通常の心筋血流シンチグラフィーで判定困難な場合に限る) |
検査料金は約10万円です。
検査の5時間前から絶食してください。
ただし、糖分を含まない飲み物(お茶・水)は飲んでもかまいません。
洛和会音羽病院 A/B棟 総合受付にお越しください。(検査の30分前には受け付けを済ませてください)次に、D棟地下のPET-CT画像診断センター受付で問診票を提出してください。
その後、更衣室で検査着に着替えていただき、放射線科医・看護師による問診を行います。
スリッパに履き替えていただき、処置室で血糖値を測定し、薬剤の注射を行います。
薬剤が全身に行きわたるまで、約1時間、待機室で安静にしていただきます。(読書や音楽を聴くこともできません、会話も控えてください)
お渡しする水をできるだけご飲用ください。糖分を含まない飲み物(お水・お茶)は飲んでもかまいません。
薬剤は尿路系から排出されるので、十分に水分を摂取していただいたうえで、撮影前にお手洗いを済ませていただきます。
PET-CTカメラの下で、約30分間、安静にしていただき、撮影を行います。
検査は上向き(仰臥位)で行います。検査中は眠っていただいてもかまいません。
診断の精度を高めるために、時間をおいて2回撮影を行う場合があります。
撮影終了後、再び、待機室で約1時間、安静にしていただきます。
検査終了後、洛和会音羽病院 A/B棟 総合受付前の自動支払機でお支払いください。
2時間30分~3時間程度
地域連携窓口で承っております。
地域連携窓口PET-CT検査を受けるときに注意することはありますか?
PET-CT検査ではどんながんでも見つかりますか?
検査に使用する薬に副作用はありますか?
閉所恐怖症なので検査が不安です。
PET-CT検査での被ばくが心配です。
私たち人間は、必須ミネラルとして、毎日カリウムを取っています。そのため、体重50kgと仮定すると、体内には0.2%(100g)のカリウムが存在しています。この天然カリウムの中の1万分の1は、放射能を持っています。つまり、0.01gの放射性カリウムを体内に常に蓄えている計算になるのです。
体内の放射性カリウムから毎秒3,000個のベータ線が発生して、毎秒75万個ずつ細胞が被ばくしています。体内のカリウム3,000Bq(ベクレル)による年間被ばく量(体重50kgの男性の場合)は、0.14mSvです。
それでも、ほとんどの人は毎日、元気に暮らしています。