PET-CT検査

PET-CT検査とは

正常な細胞と比べて、がん細胞の方がより多くのブドウ糖を取り込む性質を利用し、ブドウ糖に類似した特殊な薬(FDG)を体内に注射して、そこから放出される放射線をPETカメラで撮影・検査します。

PETの機能(体の組織の働きの検査)と、CTの機能(組織の形の検査)が一体化したもので、両者の画像を融合することにより、がん細胞の大きさや進行の度合いがわかり、病気を高い精度で見つけることができます。

PET-CT検査の特徴

一度の検査で全身撮影

PET検査では、一度の検査で頭頂から大腿基部までほぼ全身の状態を調べることができます。

苦痛が少ない

薬剤を注射して約1時間安静にした後、カメラの下で15分ほど撮影を行います。

がんの転移や再発の診断に有用

一度に広い範囲を撮影できるので、転移や再発の有無の診断に有用です。

当院のPET-CT装置について

2026年1月、PET-CT装置を最新機種に更新し、半導体検出器搭載「Omni Legend21」を導入しました。

診断精度が向上

  • 超高感度・高分解能:新設計のdBGO検出器により従来比2倍以上の感度を実現し、微小病変も明瞭に描出(空間分解能1.4mm)
  • 呼吸同期補正技術『Advanced MotionFree』:呼吸性移動を自動補正し、診断精度を向上
  • AIによる画像再構成:Precision DL(ディープラーニング技術)でノイズ低減と画質向上を実現

患者さんに優しい検査

  • 撮像時間の短縮:じっとしている時間が短くなり患者さんの負担が軽減されます。
  • 被ばくの低減:少ない薬剤の投与量でも検査可能で被ばく量を低減した、より安全性に配慮した検査を提供します。

検査費用の目安

保険適応疾患の場合

健康保険証と各種受給者証を検査当日にご提示ください。検査料金は、3割負担で約3万円です。

スワイプ

保険適応疾患
悪性腫瘍
(早期胃癌を除き、悪性リンパ腫を含む)
ほかの検査、画像診断により、病期診断、転移・再発の診断が確定できない患者さん
心疾患 心サルコイドーシスの診断(心臓以外で類上皮細胞肉芽腫が陽性でサルコイドーシスと診断され、心臓病変を疑う心電図、心エコー所見を認める場合に限る)、心サルコイドーシスにおける炎症部位の診断が必要とされる患者さん
血管炎 高安動脈炎等の大型血管炎において、他の検査で病変の局在、活動性の判断のつかない患者さん

保険適応外疾患の場合

自由診療となり実費請求となります。検査料金は約10万円です。
健診をご希望の方はこちらをご確認ください。

洛和会音羽病院
健診センター

検査の流れ

前日

  • 検査前日と検査当日は、激しい運動(ジョギング、サイクリング、水泳など)は控えてください。
  • 下剤を常用している方は、検査前日から服用を中止してください。

検査当日

  1. 1 絶食

    検査の5時間前から絶食してください。
    検査前5時間はカロリーを含む飲食はしないようにお願いします。
    糖分を含まない飲み物(お茶・水)は飲んでもかまいません。

  2. 2 受付

    検査着に着替えていただきます。アクセサリー類は外してください。

  3. 3 注射

    問診、体重測定、血糖値を測定し、検査薬の注射を行います。

  4. 4 安静

    薬剤が全身に行きわたるまで、約1時間、待機室で安静にしていただきます

  5. 5 排尿

    骨盤内の診断能向上のため、撮像前に膀胱内の薬剤を排泄していただきます。

  6. 6 撮影

    PET-CTカメラの下で約15分間、仰臥位で安静にしていただき撮影を行います

  7. 7 待機

    撮影終了後、再び待機室で安静にしていただき、必要に応じて遅延像の撮像を行います。

  8. 8 検査終了

所要時間

2時間30分~3時間程度

予約方法

健診の場合

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