放射線部

取り扱う主な機器(診断装置一覧)

一般撮影装置:4台、ポータブル装置:4台

  • 胸部、腹部の撮影および骨系の撮影を撮影室、病棟、手術室にて行います。

エックス線TV装置:5台

  • 健診の胃透視
  • 内視鏡などエックス線透視が必要な検査において被ばく管理と装置操作を行います。

骨密度測定装置(DXA法):1台

  • エックス線を使用し骨の密度を数値化する検査です。

CT装置(Dual SourceCT(128×2)、Single SourceCT(128)):2台

  • エックス線を使用し全身の画像検査を行います。

MRI装置(1.5T、3.0T):2台

  • 磁気共鳴を利用した画像検査を行います。

乳房撮影装置:1台

  • エックス線を使用し微小な乳がんを見つけるための検査を行います。

心血管撮影装置:2台

  • 医師により行われる心臓、血管の検査および治療において被ばくの管理と装置操作を行います。

核医学装置:1台

  • 目的別の放射性医薬品を注射し、体内から出る放射線を特殊なカメラで撮影します。

PET-CT装置:1台

  • PET検査用の放射性医薬品を注射し、体内から出る放射線を特殊なカメラで撮影します。また、同時に撮影したCT検査画像と重ね合わせることで、病気の早期発見や治療効果を判定する検査です。

放射線治療計画用CT装置:1台

  • 通常の検査で使用するCT装置と同じ原理ですが、放射線治療の計画を立てるための条件で検査を行います。

放射線治療装置:1台

  • 放射線を集中的に当てることでがん細胞を死滅させる治療を行う装置です。

MRI装置

当院では、2013(平成25)年末に3テスラのMRI装置を導入し、1.5テスラMRI装置と合わせて2台で検査を行っています。
全国でも数少ない「負荷心臓MRI」の検査も行っています。

MRI検査について

エックス線CT装置 SOMATOM Edge Plus128スライス

当院では、2019(令和元)年9月に京都で初めてエックス線CT装置 SOMATOM Edge Plus128スライスを導入しました。128スライスCT2台体制で、予約がなくても多くの患者さんに利用していただくことができます。
エックス線CT装置 SOMATOM Edge Plus128スライスは、画像化に不要なエックス線をカットし被ばく線量を大幅に抑制します。

CT検査について

RI(核医学SPECT)検査装置

2019年8月に更新しました。撮影用カメラが2台あり、 カメラを回転させて撮像することよりCTのように断層像も得ることが出来る装置です。

RI検査とは

マンモグラフィー(乳房撮影装置)

患者さんに安心して検査を受けていただくため、検査はすべて女性技師が担当しています。より精度の高い検査をめざし、2023年4月に3Dマンモグラフィ(トモシンセシス)を導入いたしました。

マンモグラフィーとは

PET-CT装置

病巣部を速やかに診断する「PET画像」と、細かな位置情報を調べる「CT画像」がひとつになった、全身のがんを検査できる装置です。
当院では、2011(平成23)年9月1日に、がんの早期発見のために導入しました。

リニアック(放射線治療装置)

2011(平成23)年9月1日に、がんの治療のためにリニアック(放射線治療装置)を導入しました。
放射線治療は、正常組織を残して治療できるため、臓器の形や働きを温存できます。一回の治療時間は短く、治療そのものによる痛みはなく、外来通院での治療も可能です。

放射線治療装置について

学術活動(共同研究や学会、論文、著書など)

  • 日本診療放射線技師会
  • 日本放射線技術学会
  • 日本磁気共鳴医学会
  • 日本放射線腫瘍学会
  • 日本医学物理学会

などでの学会活動

2022年度の業務実績

  • 一般撮影:46,640件
  • ポータブル撮影 :12,493件
  • エックス線TV検査:747件
  • 骨密度測定検査:1,103件
  • 胃透視検査:2,644件
  • CT検査:27,756件
  • MRI検査:9,813件
  • 乳房撮影:2,892件
  • 血管造影検査(カテーテル検査):1,749件
  • 核医学検査:1,106件
  • PET検査:1,411件
  • 放射線治療(照射件数):4,681件